2012年03月08日

噛み締めと頭痛

頭痛には何か原因があります。
その原因を一つずつ取り除けば頭痛は治ります。

噛みしめも原因のひとつです。
ガムをかむと頭痛が起こる方がいます。
物を良く噛む習慣がある人は噛みしめます。

噛めば噛むほど、噛みしめるほど頭は前に倒れます。
頸椎がひずみ頭痛が起きます。
噛みしめると顎を動かす筋肉は常に緊張しています。

首筋、肩、頭の筋肉が緊張して頭痛が起きます。
良く噛まなければいけないと思わないことです。
噛みしめないで口をあけてください。
下を向かないで上を向いてください。

ある方はカラオケで口をあけるようにしたら頭痛が治ったそうです。
常に噛みしめないで口を少し開けて置くようにされたら良いですね
咀嚼筋が伸びると噛みしめも改善されます。

固いものを噛まない、良く噛まないようにすることが大切です。
物を良く噛むことは良いことですが、良くないこともあるのです。
噛まない人は何も問題は起きません。
少しずつ改善していってください。
  

Posted by ウチダ歯科 at 19:03 │Comments(0) │TrackBack(0) │歯のかみ合わせ

2011年02月28日

頭痛持ちの歯の噛み合せ

私は長年歯の噛み合せの治療をしてきました。歯の噛み合せを診ればその方がどのような病気があるか分かるようになりました。
頭痛持ちの歯の噛み合せがあります。
一番多いのは
①反対咬合 上下の歯の噛み合せが反対になっている噛み合わせです。反対咬合の方殆ど頭痛があるようです。これは下顎が動きにくい為に顎を動かす筋肉がいつも緊張します。首筋,肩、頭の筋肉が緊張して頭痛が起きます。
二番目に多いのは
②過蓋咬合
これは上の前歯が下の前歯に深く被り下前歯が見えにくい噛み合せです。
これは下顎が動きにくい為食いしばり、歯軋りがあります。
前歯は殆ど使いません。殆ど奥歯で咀嚼します。
これも顎を動かす筋肉が緊張して頭痛が起きます。
又舌のスペースが狭くなり舌が後退します。舌が後退すると頭が前に倒れ頚椎が歪み頭痛が起きます。
それから多いのは
③顎が小さい
頭を支えているのは頚椎と奥歯です。顎が小さいとどうしても頭が前に倒れます。そして奥歯を失うと頭は前に倒れます。又歯列矯正して歯列弓(歯並びアーチ)が狭くなるとどうしても頭が前に倒れます。前に倒れると頚椎が歪み頭痛が起きます。
  

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2011年02月09日

治らないと言われた腰痛が5分で治った!

1年程前1人の高校生S君が来院しました。高校野球をしていている高校2年生の男子です。どうしたのと聞くと腰が痛いので歯の噛み合わせを調べて欲しいということでした。「病院で治療していないの?」と聞くと「もう半年位ある有名な整形外科で治療しているけど治らないのです」と言いました。
「お医者さんは何て言ったの」と聞くと、「この腰痛は治らない、腹筋と背筋を鍛えるしかないね」とおっしゃったそうです。
「野球やっていてバット振れるの」と聞くと今バッティングはできないということでした。
そこに立ってみてと言って顔と体を見ると頭が右に傾き左肩が下がっていました。
「首を上に動かしてみて、今度は左に動かしてみて」
「あまり動かないね」
どうも首も動きにくいようです。
私はこれでは腰が痛くなるなとすぐ原因が分かりました。
頭が右に傾く何か原因があるはずだ。口の中を見せてもらいました。
虫歯もなく綺麗な歯並びでした。
ただ1本気になる歯がありました。
左の奥に親知らずが半分程頭を出していました。
「これだよ、これ」
「はい、咬んでみて」
噛んだ時顎が右にズレるのです。
噛み合わせる時生え始めた親知らずが邪魔になって下顎が右にズレていたのです。
下顎が右にズレて頭も右に傾いたのです。
親知らずの噛み合せの調整をしました。
「そこに立ってみて」
「肩を上下に動かして 首を回してみて」


「どう首を動かしてみて」
「ああ さっきより動きます」
「まっすぐ立ってみて ぐるっと上体を回してみて」
「まだ腰が痛い?」
「今痛くないです」
上体が起きて頭がまっすぐになっていました。
何が変わったのでしょうか?
歯の噛み合せを治したら頭が起きて身体の歪みが治り腰痛が治ったのです。
3年生の夏S君は3番バッターとして甲子園夏の大会で活躍していました。


  

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2011年02月04日

歯と健康

義歯を入れただけで寝たきり老人が歩き出す
                   

私の友人で東京医科歯科大学講師の福田徳治先生は長年歯のかみ合わせの研究をされ、寝たきり老人が歩き出す歯科医療をされています。信じられない話ですが脳梗塞後遺症で寝たきりの方が義歯を入れたら歩けるようになったのです。義歯を外すとふらついて歩けません。
なぜ義歯を入れただけで歩けるようになったのでしょうか。
人間の頭は首の骨と両奥歯で支えられています。奥歯が無くなれば頭は前に倒れます。
義歯を入れることにより首、頭が安定します。又義歯により咀嚼筋が伸展されます。
咀嚼筋からの情報は神経節を素通りして直接中脳(三叉神経中脳路核)に運ばれます。
何のフィルターも通さないで生の情報が脳幹の中脳に運ばれますので、脳幹にある中脳は激しく刺激されることになります。中脳の刺激は脳幹全体を刺激、活性化し、運動能力の向上や自律神経の働きが高まります。よって義歯を入れただけで歩けるようになったのです。
義歯が合わない、食べると痛いから入れないという方がいらっしゃいます。
食事しない時も入れた方が良いことになります。10数年前までは就寝時は粘膜を休める為に義歯は入れない方が良いと言われていましたが。最近の考え方では就寝時も義歯を入れておいた方が良いということになります。義歯を入れていない方は首の後ろが重い、肩が凝る人が多いようです。義歯を入れると両奥歯で頭を支えますので首に負担がかかりません。肩首が楽になります。義歯を入れると粘膜が痛いようであれば義歯は入れないでください。かかりつけの歯科医院で充分調整をしてから入れるようにしてください。
義歯は食べる為だけの器具ではありません。頭を支える器具であり脳に情報を伝える器具でもあります。

  

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2011年02月03日

いびきと睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療

いびき・睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療

いびきを習慣的にかいている人は、日本国内で2000万人以上いると言われています。
そのうち約10%の200万人が、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群と言われています。ひどいいびきは眠りが浅い証拠で日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下、居眠り運転事故を起こすなど社会生活に支障をきたしています。睡眠時無呼吸症候群になると睡眠時何十回も呼吸が止まるため深い眠りができないだけでなく高血圧、不整脈、心不全を起こしやすくなり、脳血管障害、狭心症、糖尿病などを誘発します。
いびきは睡眠時に発生する上気道粘膜の振動音です。鼻腔から咽頭、喉頭までの通り道を上気道と言います。睡眠時上気道のどこかが狭くなることがあり、呼吸した時の空気の抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。この振動音がいびきと言われています。睡眠時無呼吸症候群はこの気道が閉じて呼吸ができない状態です。
首を絞められたのと同じ状態になります。舌根が沈下して気道が狭くなることが主な原因です。噛みこみが深く下顎が後退すると舌も後退します。顎が小さく舌が大きい人も舌が後退します。舌が後退すると仰向けに寝た時舌根が沈下していびきをかくことになります。
このいびき、睡眠時無呼吸症候群の原因は口の中にあると言っても過言ではありません。下顎を前方移動すれば舌根沈下を防ぎ気道閉塞が改善されます。テンプレート研究会は昭和大学医学部耳鼻咽喉科との共同研究の結果睡眠時無呼吸症候群の87%はテンプレート療法(下顎を前方移動させ歯のかみ合わせを治す治療)で改善したと平成16年日本口腔咽頭学会で報告しています。
いびきのひどい方、睡眠時無呼吸症候群の疑いのある方は呼吸器内科、耳鼻咽喉科等で検査を受けてください。睡眠時無呼吸症候群と診断され医師から口腔内装置治療の依頼があれば歯科医院で下顎を前方移動させる口腔内装置を健康保険で作ることができます。

  

Posted by ウチダ歯科 at 09:20 │Comments(0) │TrackBack(0) │歯のかみ合わせ

2011年02月02日

歯のかみ合わせと健康

歯のかみ合わせを治すと頭痛、肩こり、腰痛、鼻炎、不眠等が改善されることが良くあります。テンプレート研究会の前原潔先生は浜松医大付属病院の「テンプレート外来」で歯のかみ合わせを矯正して肩こり、めまい、頭痛など体のさまざまな痛みや病気の治療に当たっています。35人の頭痛患者が三ヶ月間テンプレート(アクリル製のマウスピースのような装具)を使用したところ九割以上に症状の改善が見られたと報告しています。
歯のかみ合わせの不調が体調不良の原因かまだ医学的には十分に解明されていませんが何らかの因果関係があることは間違いないだろうと考えられています。
歯のかみ合わせが良くないと体にどのような変化があるのでしょうか。
不正咬合、歯が磨り減る、歯が抜ける、噛みあわせの良くない義歯を長年使用している等の原因で噛みあわせが悪くなると顎が前後左右上下にずれその結果頭が傾いて体全体が歪みます。その傾いた頭を引き起こす為に筋肉群が異常に緊張します。頭が傾いた為に頸椎圧迫や、頸椎の配列異常が起こり、椎骨動脈への影響による脳血液循環悪化し頭痛、肩こりの原因になっていると考えられます。そして首(頸椎)からの影響をストレートに受けるのが腰(腰椎)です。その為噛み合わせが悪いとその影響で腰痛が起こりうるのです。
又顎のずれは下顎関節頭による側頭骨岩様部圧迫を起こし、聴覚、平衡覚、涙や鼻汁等の分泌に関係する膝神経節、顔面神経や頸動脈にも影響します。耳鳴り、耳痛、鼻炎等の原因になっていることもあります。噛みあわせが低くなると咀嚼筋が収縮して悪い情報が直接脳幹へ入力され運動神経、自律神経免疫系の働きにも影響すると言われています。
又顎の後退による舌根沈下は呼吸が充分できず深く眠ることができません。不眠の原因にもなります。酸素不足は血圧にも影響してきます。顎が後退すると舌は喉の奥に入り発音や嚥下が困難になります。
悪い噛み合わせで噛むといことは、歯の欠けた包丁やノコギリで物を切ると非常に疲れるのと同じで脳は疲労混乱して不眠等の原因にもなります。
このように歯のかみ合わせは健康を左右する重大な要因となります。
  

Posted by ウチダ歯科 at 17:43 │Comments(0) │TrackBack(0) │歯のかみ合わせ